年齢を重ねると、食欲が衰えてくるので、あまりたくさんの量は食べられなくなりますが、まだ若い年齢であるにもかかわらず、食事がのどに入り辛かったり、ドリンクを飲みにくいと感じている方もあるかも知れませんね。それでさらに首の前部分が腫れていたり、しこりを感じているなら、甲状腺がんの可能性があります。この病気になると、声がれを起こしたり、のどに圧迫感を感じたり、食事や飲み物が飲み込み辛くなってしまうので、日常生活が不自由になります。がん検診を受けると、詳しく調べられるので、まずはお近くの病院やクリニックに申し込むことをおすすめします。

がん検診で甲状腺に異常がないかどうかを調べるには、超音波検査が役立ちますが、これは超音波を体内に向けて発し、跳ね返ってきた超音波を検出して画像化する方法のことです。超音波の跳ね返り具合によって画像を作りだし、異常がないかを調べるので、漁業で使われる魚群探知機を思い浮かべればわかりやすいかも知れません。被ばくの心配もありませんし、甲状腺は皮膚の真下にあるため、超音波が途中で遮られることもなく、観察しやすいので、甲状腺がんになっているかどうかもすぐにわかるでしょう。がん検診では他にも、CT検査やMRI検査も行うので、初期のがんであってもすぐに発見することが出来ます。

甲状腺がんに限らず、どんながんでも初期のうちに発見出来れば治るので、食欲の減退を感じている方があれば、がん検診を受けてみるようにしましょう。

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